執着とこだわり

パートナーシップ

こんにちは。
今日は、タイトル通り、執着とこだわりの話です。
【執着】と【こだわり】という言葉を、
私がどう使い分けているかのお話をします。

よく【執着は手放そう】と言われますよね。
なぜなら、【執着】は恐れに由来しているからと。

そうなると、もう結論がでます。
【恐れ】に由来していれば、【執着】で、
【喜び】に由来していれば、【こだわり】です。
あら簡単となります。

私は、【執着】と【こだわり】をこのように、
由来するものの違いで使い分けてます。

でも、なぜそんな簡単なことに人は苦しむのでしょうか?
その解説をします。

例えば
「彼のことが好きだ。でも【執着】なら手放そう。
 でも本当に深い愛を感じている【こだわり】も間違いなくある」

こんな【執着】と【こだわり】が入り混じった状態に苦しむのです。

それを、これは、【執着】なのか【こだわり】なのか
白黒はっきりさせたくて、悶々とし、負のループにハマるのが人間の癖です。
どちらかだと思ってしまい、
どちらも混在してあるという当たり前のことに気づかないのです。

ただ、気づいてしまえば簡単です。
やることは、混ざり合った【執着&こだわり】からどんどん
【執着】を見つけては捨てていく作業をします。
とても簡単な作業です。
痛みに感じていたのは、【こだわり】ごと捨てろと
言われてると勘違いしたからです。

人生で【こだわり】を失ったら、なんでもどうでもよくなります。
究極までいくと、【生きてても死んでても良い】になります。
そんな、超悟った人が修行しまくって到達する地点に、
人生のプロセスを楽しまずに今すぐ行けと要求されたら、
そりゃ、苦しみを通り越して激痛しかないです。

【執着】を手放すというのは、もっと軽い作業です。

その軽作業の仕方は、また別の機会に解説しますね。
その軽作業を重ねると、どんどん純度の高い【こだわり】が残ります。
【執着のない継続】、【執着が減り進化していく継続】、と
【こだわり】を言い換えられるかもしれませんね。

逆に、継続力がない人も逆の恐れを抱えてます。
純粋な【こだわり】から始めた継続がいつか
【執着】に変わってしまうことへの恐れです。
しかし、それも、上記でお伝えした、軽作業で解消します。

どんな【こだわり】の中にも【執着】が潜みます。
どんな【執着】の中からも【こだわり】を見出せます。
なので、この軽作業ができるかできないかで、人生の軽やかさに違いがでます。

ご自身の純度の高い【こだわり】を見つけることは、
【天命】を知るための大いなる手がかりになりますし、
とても幸福な作業です。

この軽作業の仕方を身につけることをアシストするのも
コーチングの仕事の一つです。
また、この軽作業をする際に、
ひとりでするよりコーチをつける方が格段楽です。

あなたという唯一無二の【こだわり】ある人生を応援しています。



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