人は、男性であれ、女性であれ、またその他のジェンダーをお持ちの方でも
自分のうちに、【女性性】と【男性性】があると言われてます。
これらには特徴があり、
【女性性】は
・陰陽で陰の要素(ゆるむ、ひろがる、拡張する)
・存在と受容のエネルギー
・願望のエネルギー
・ハートで感じる力
・調和、平和
・横のつながり
・流れに任せる
・自分軸の理解
・頼る
【男性性】は
・陰陽で陽の要素(収縮凝縮する、緊張する)
・行動と開拓のエネルギー
・実現のエネルギー
・マインドで分かる力
・突出、戦い
・縦のつながり
・コントロールする 自制
・他人軸の理解
・守る
などがあります。
そして、誤解されがちなのが、
【男性性】が強い人、【女性性】が強い人、などがいるわけではありません。
自分の中の【男性性】を育むのに今まで大きな時間をかけた人、
自分の中の【女性性】を強く感じて認識し生きている人、
など、顕在意識で認識し、そこにエネルギーを注いだ結果、
どちらかが強く、現実世界に現れているように感じる現象はおきます。
しかし、感じようが、感じまいが、
【女性性】と【男性性】の両方が自身の中に等しくあります。
これらを、感じること、認識することの重要性についてのお話をします。
これらは、どちらかだけで生きていき喜びや幸福を感じることはできません。
また、どちらかだけを育み、成長し続けれるということはありません。
一定の期間、どちらかに傾いたり、どちらかを意識的に育てたりすることは、
必要な場合がありますが、どちらも育み、成熟させていくことに意味があります。
そしてその先に【女性性】と【男性性】の統合があります。
両方が両方を補完し、高めあい、助け合い、掛け算を起こします。
分離していた時に発生した矛盾が消え、より高い抽象度で問題を解消していきます。
化学が進化して、命が生まれる際に、【男性】と【女性】が必要でなくなっても、
新しい誕生に対して【男性性】と【女性性】の統合
もしくは、相反する陰陽の統合は、必須なのです。
生きながらにして、何度も何度も、新しい自分へ生まれ変わり、
魂を成長させていく中で、とても重要な理解になります。
全ての陰陽において言えることですが、両方を包括する、一つ上の抽象度で
それらを理解できるくらい、圧倒的に相互を理解する。
ありのままを、認識する。
その先に、統合があり、新たな誕生があります。
ここら辺は、また改めて、陰陽の話で掘り下げましょう。
【女性性】と【男性性】の熟知と、関係性構築の話に戻ります。
イメージとしては、自身の中に
とても素敵な女性と、とても素敵な男性がいて、
その2人が、とても仲の良い信頼しあった絆のあるカップルで、
素晴らしい化学反応を起こし、
自分達を含む世界の全てへ愛を送るようになるといった感じです。
そのために、自分の中の【女性性】と【男性性】の特徴に興味を持ちます。
そして、どちらかに傾いていても、今までを否定せず、
またどちらもジャッジせず、ありのままを知る作業をします。
認知してこなかった方の特徴を知るのには時間がかかるかもしれません。
ゆっくり気長に取り組めば大丈夫です。見えてきます。
個性ある男性と個性ある女性のカップルの仲を取り持つ、
御世話焼きになって、お二人のペースを尊重しながら、ゆっくり時間をかけて、
素敵なカップルになっていってもらうのをアシストするのです。
自分の中のことなので、どちらの言い分も、解ろうとすれば、理解できます。
それを、今まで学んできた他人軸からの情報で、善悪や良し悪しの判断はつけないでください。
【男性性】に偏って生きてきた人にとっては、今までの実績を失うような、
価値観やアイデンティティを捨ててしまわなければならないような、
怖い気持ちに襲われるかもしれません。
でも、安心してください。何も失いません。
【女性性】に偏って生きてきた人にとっては、
世の中の厳しさを突きつけられたような、安全でない場所に進めと言われてるような、
そんなことができる自信なんて自分にはないと、不安でいっぱいになるかもしれません。
でも、大丈夫です。素晴らしいことしか起こりません。
最初は、どちらかを否定して、どちらかが一つを選択しなければいけないような
そんな錯覚に襲われます。
でもそれこそが、錯覚です。
矛盾に苦しみ、手っ取り早く白黒つけたくて、モヤモヤしますが、
それも大事なプロセスです。安心して俯瞰してください。
絶妙なタイミングで、その時は訪れます。統合のタイミングです。
機が熟すのにお任せで大丈夫です。
大抵のパートナーシップや、人間関係の問題の解消に役立つ概念です。
内なる【男性性】と【女性性】の関係性が円滑になればなるほど、
外の世界もそれを反映させて、素晴らしく変容します。
この作業のアシストにコーチをつけて取り組まれたい方は、
ぜひご相談ください。応援させていただきます。
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